仕事が決まらなくて占いに頼ってみました・・・

私が初めて占いを受けたのは、大学4年生のときです。
占いの予約をしたときのことはよく覚えています。1月1日でした。
実は当時、卒業まで2か月しかないのに、卒業後のことは何も決まっていませんでした。
誰よりも早く就職活動を始めたのに、卒業間近になっても就職が決まっておらず、どうしたらいいのかわからなくて、とにかく誰かヒントをくれる人を探していました。
事務や販売を希望していましたが、その職種は自分に向いていない、適性がないと判断されているから仕事が決まらないのかもしれない…薄々わかってはいたのですが、もし占い師から、自分がやりたくなくて避けていた仕事を勧められたらどうしよう?嫌だな…そんな複雑な気持ちになっていました。
けれど、自分が嫌いな私は、占い師さんの言葉で、向き合えなかった自分と向き合え、合った仕事を探すヒントが見つかるかもしれない。そんな希望を持って、出かけました。

お店は、ショッピングセンターの中にありました。占い館のような門構えではなく、開けていて、本当にここで合ってるのかな?と戸惑ったくらいです。
席を案内され、ホームページで見た写真通りの女性と一対一で向き合いました。
最初に見てもらったのは手相でした。
じっと見た占い師さんは、顔を上げて一言「苦労してきましたね」と労ってくれました。
私は虐待に近いものを受け、否定されて育ったので、自分で言うのもなんですが、苦労は確かにしたかもしれません。けど冷静に「営業トークだな」と思ってしまいました。
ただ、同時に、手相って何でも出るんだなと気づかされました。占い師さんが私の手のひらを見て
「おつきあいしている人がいるの?結婚したいって線が出てる」
びっくりしました。彼氏はいませんでしたが、その頃、就職が決まらなければお金のある人と結婚すればいい、と本気で思い、母にそう話していたのです。
私は「付き合ってないです」とだけ答えましたが、占い師さんは不思議そうな顔をして手の側面にある結婚線を確認しました。結婚のことって、側面だけでなく手のひらでもわかることがあるんだ、とびっくりしながら見ていました。
一通り手相から読み取れる性格や恋愛、結婚について解説された後、ようやく仕事について詳しく見てもらいました。誕生日を聞かれ、占い師さんが紙に何かを書き始めました。
「仕事運は悪くない。運はいい方。向いている仕事は、私のような占い師や、先生と呼ばれる人」
愕然としました。
私に仕事が決まらないのは運のせいではなかったのです。
私は適性検査を受けると、「リーダーシップ」「人の上に立つ」「適職は講師」ほぼこのような性格診断がされます。ただ、私は誰かに指示を出したり人をまとめることが大の苦手なはず。そして塾講師のアルバイトで自信を失っており、先生という仕事にだけは就きたくなかったのです。
結局、適性検査でも、占いでも、私の避けている仕事を勧められてしまいました。暗に、自分という人間をちゃんと見ろと言われた気がしました。避けていた仕事が天職…?
そして当時考えていた職種の相談をしました。いわゆる雇われ塾長の仕事です。すると占い師さんと話がかみ合わなくなりました。占い師さんは、塾長=個人経営で代表のように思っていて、雇われ塾長を知らなかったのです。険しい顔で「そんな仕事ないわよ!」ときつく言われ、お客の私が気を使って「求人見間違えたのかも~」なんておちゃらけてみせました。

私が初めて受けた占いの感想はこちらです。
・手相で何でもわかるんだ!
・占い師さんも人間なんだなぁ~
鑑定時間は、予約していた時間より長引いたはずですが、「仕事が決まらない」と嘆いていた私を労ってくれ、延長分はタダにしてくれ、通常料金の3000円のみ支払いました。

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